その生き方で、本当に大丈夫?
私達が高齢になった時自力で生活するにはどうしたらいいでしょう?
高齢になると歩くのが難しくなり車椅子を使用したり、最悪の場合寝たきりになってしまうことがあります。
私は介護施設で働いています。
私が勤務している施設では、約40人いる利用者(施設では患者ではなく利用者と呼びます)の中で杖や歩行器を使用し歩いてる利用者は約3割、約7割は車椅子を使用しているか寝たきりの利用者です。
自分で歩けないと何が不便なのでしょうか?
トイレに行きたい時に誰かの手を借りないと行けない。
立てないとトイレにすら行けない。
車椅子をこいでもトイレに行けますが、立てないと便座に移れない。
ズボンを上げたり下げたりできない。
車椅子をこいでトイレに行くまでに時間がかかり着く前に漏らしてしまう。
ここまで読んでくださったあなたなら、もう何をすればいいかおわかりですよね?
今回は老後をより良くしたいと思ってる人の為に書きました。
1.筋力低下
だんとつで足の筋力が低下していきます。
歩けるけど自力でご飯を食べられない方は稀です。
私は見たことありませんが、友人に聞くと以前1人だけいたそうです。
逆に歩けないから車椅子だけど自力で食べられる利用者はたくさんいます。
手や腕の筋肉は日常でよく使うので低下しにくいです。
しかし、足の筋肉は歩く頻度が減ったり運動習慣がないと減っていってしまいます。
車椅子に乗ることになったら更に歩く機会は減っていきます。
減った筋肉を増やすのはとても大変です。
2.運動機会の減少
現代は買い物に行かなくてもネットで注文して欲しい商品を購入できます。
また、ネットがあれば一日時間を潰すこともできます。
見たいテレビや見たい動画を見ていたら気づけば暗くなってるなんてことも。
SNSが普及したことにより友人の近況などを会わなくても知ることができます。
これらの要因によって運動の機会は昔よりはるかに減っています。
3.機会を増やそう
運動機会を増やすながらトレーニングを紹介します。
1.通勤手段
勤務先まで自転車をこいだり、歩きます。
これは色々なサイトに載っていると思いますが、正直車で30分かかるところから来てる人は無理です。
勤務先に近場の人限定です。
2.階段を使う
エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使います。
こちらも色々なサイトに載っています。
これは意志次第でできると思います。
3.料理や皿洗い中
ここでやるのは、つま先上げやかかと上げ、スクワットです。
4.動画視聴中
テレビを見ている時間はソファなどに座っていると思います。
もも上げや膝伸ばし、クランチ(腹筋)ができます。
5.ポケモンgo
可愛いポケモンを捕まえる為に歩くようになるかもしれません。
まとめ
屋外で遊んだり家事や畑 を手伝っていた人達が、スマホやパソコンが普及した時代に高齢になり、車椅子を使用する状況になっています。
では、スマホやゲームがある時代に生まれた私達が更に便利になった時代高齢になった時どうなるのでしょうか?
考えてみて行動に移してください。