糖質制限ダイエットが危険な理由
みなさんは糖質制限ダイエット(炭水化物抜きダイエット)が危険なのを知っていますか?
今話題の糖質制限ダイエットは相当痩せます。
結果もすぐにでます。
しかも、我慢するだけでそれほど努力をせずに結果がでるので楽です。
しかし、誤った方法で行うと体がボロボロになってしまいます。
それだけではなくリバウンドもしてしまいます。
今回は炭水化物抜きダイエットを始めようと考えている方、またはやっている方の為に書きました。
危険な理由
1.栄養が届かない
炭水化物に含まれているブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源です。
脳にエネルギーが届かないと集中力がなくなり注意力が低下します。
仕事に身が入らなくなったり運転中に事故をする可能性があります。
これは体験談です。
私も一時期炭水化物を一切抜いたダイエットを行なっていました。
1日たつだけで-3kg程落ちて嬉しかったのを覚えています。
しかし、体に悪い変化が起きました。
立ちくらみです。
椅子から立ち上がったとき、ベッドから立ち上がったとき、床から立ち上がったとき、床の物を拾って体を起こしたとき、目の前が真っ白になり倒れました。
一番危険を感じたのは階段を降りようとしたときに目の前が真っ白になり落ちかけたときです。
心臓の鼓動がとても速くなりました。
落ちていたらダイエットどころではありません。
とても怖い体験をしました。
2.筋肉がおちる
炭水化物は肝臓や筋肉に蓄えられています。
体を動かす時や肝臓が働くときに蓄えられていた炭水化物(グリコーゲンと呼びます)を使用します。
しかし、炭水化物が新しく入ってこないと肝臓や筋肉は、グリコーゲンがない状態になります。
そうなると筋肉はやせ細り、肝臓は働かなくなります。
痩せ細った筋肉には水分もなくなっていく為体重がどんどん落ちていきます。
つまずきやすくなったり階段が辛くなる、姿勢が悪くなったり腰痛になったりします。
肝臓は「沈黙の臓器」と言われています。
気づいたら悪くなっているなんてこともあります。
3.便秘になる
炭水化物は糖質と食物繊維のことを総称して言います。
食物繊維は腸内の環境を良くしてくれる働きをします。
食物繊維を抜くことによって、腸内環境も悪くなります。
すると、便秘になり体重が増える結果になります。
食物繊維の多い食品として、野菜、豆類、海藻類、キノコ類などがあります。
まとめ
過度の糖質制限は体に支障をきたします。
体に不必要な栄養素はありません。
炭水化物を極端に減らすということは、とても危険です。
炭水化物を減らす場合は食物繊維を十分にとることを意識しましょう。