健康的に痩せてひきしめる!30歳のダイエットブログ

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14日間限定!御嶽山登山道解禁!

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御嶽山といえば、2014年9月27日、死者58名、行方不明者5名を出した、大規模な噴火をした山です。

 

噴火してから4年たった2018年9月26日から10月8日まで、一部の登山道が規制解除となり、登山者は山頂まで行けることになりました。

 

そこで、私は2018年10月3日に御嶽山山頂へ行ってきました。

 

今回は、実際に行って見たこと、感じたことを書きました。

満車の駐車場

駐車場に着いたのは午前6時30分過ぎでした。

 

家を出たのは、午前2時過ぎ。

 

まだ真っ暗の中、車もない高速道路をひたすら進みました。

 

平日の駐車場はガラガラだと思っていましたが、30台程駐車のできる第1駐車場は既に満車でした。

 

私は、少しホッとしました。

 

出発する前日、私は職場の上司に御嶽山に行くことを伝えました。

 

上司は、被災者の家族が行く為に規制解除したんじゃないの?と私に言い、私は御嶽山に行くことは不謹慎なのかと思いました。

 

しかし、駐車場には、登山を楽しみに来ている登山者がたくさんいました。

 

その光景を見て私は安心して登山できました。

 

私は第1駐車場のすぐ下にある第2駐車場に停めました。

 

登山の準備中にも次から次へと車が着ました。

 

普通の山

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8合目まで綺麗な紅葉が見れ、秋を感じました。

 

小屋にはたくさんの登山者が休憩して、水分補給をしたり、写真撮影をしていました。

 

8合目からの景色

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8合目の小屋を過ぎてからは、今までと別世界でした。

 

小屋は原形をなくし、階段や地蔵は割れていました。

 

登山道の左右は、噴火の時に降ってきた大きな岩があり、火山灰による白い世界でした。

 

避難シェルター

9合目には噴火後、シェルターが作られました。

 

分厚いコンクリートで作られていました。

 

3基あり、90人入れます。

 

シェルター付近に職員がいて、火を使ってはいけない、崩壊した小屋を撮影してはいけない、などを登山者に説明していました。

 

まだ噴煙がモクモクとあがっていて、ガスが出ているのかもしれません。

 

9合目から階段を昇ると山頂に到着です。

 

その階段は修理をしたのかもしれません。

 

綺麗になっていましが、左右はまだ噴火後のままで大きな岩や、壊れたままの石碑などが散乱している状態でした。

 

山頂到着

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新しい標柱

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火山灰による真っ白な湖

山頂に着くとまだ修理に使う鉄製の材料があり、ロープが張られていました。

 

ロープの奥は、頭のない地蔵があり、噴火の様子を物語っていました。

 

ネットで調べた標柱はなく、新しい標柱があり、そこで登山者は標柱と一緒に記念撮影をしていました。

 

山頂から見えるはずの湖は、火山灰により真っ白でした。

 

電波がある山

「電源を切らないように」と職員が教えてくれました。

 

山頂でもスマホの電波はありました。

 

噴火が起きた時に緊急速報を受信できるようにしたのかもしれません。

 

男性との会話

「ここがちょうど100座目だ」と話してくれたのは、下山途中に出会った70歳代くらいの男性でした。

 

その男性は、日本百名山を登っている方でした。

 

話を聞くと、噴火する数日前に御嶽山を登山する予定が、あいにくの雨で中止にしたそうです。

 

そして噴火してしまい登山できなくなってしまったそうです。

 

そして、4年越しに規制が解除され栃木県からはるばる来たという素晴らしいお話を聞くことができました。

 

まとめ

登山は噴火のリスクがありますが、とても気持ちいいものです。

 

空気は美味しく、景色も良く、初めて会う人とも気兼ねなく話せる、素晴らしいことでいっぱいです。

 

今後どの山にもシェルターや電波を普及させ、みんなが安全に登山できるようになれば良いと思います。